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糸数美樹さんinterview ③

“人”が大好き
常に笑っていられる
自分でいたい

まさか辞めようと思ったなんて、とても思えないですね!

糸数: 本当ですか?もう、カフが上がるまで、ずっと泣いているときとか、ありましたよ(笑)時報がなって(番組が)始まる。(鼻をすすってからカフを上げて)から「ミキトニーこと糸数美樹です!!」みたいな(笑)ラジオで良かったなぁって思いました。鼻声だし、気づいている人もいたと思いますけど、乗り越えられたので(笑)

 

やっぱり女性の20代って、色々あるじゃないですか。一番、綺麗になっていく時だし、難しいですよね。それで、毎日同じコンディション以上を保つっていうのは。

糸数: 月曜日から金曜日までの中で、色々ありますけど、そのムラも、生放送の良さなのかな、とか思いつつ。ただね、下の方にはならないように意識はしています。

 

お仕事が広がって、テレビもやるようになって、CMをやったり、歌を歌ったり。どうですか?ラジオ以外の現場をやって、それでラジオとの違いというか。

糸数: ラジオはラジオのリスナーとの距離の近さ。テレビはテレビで作り方が全然違うので、そこの楽しさもあり。CMはCM。全部の現場で、会う人会う人が違うのが、とっても楽しくて。私、好きな音が“人の声”なんですよ。とっても好きで。色んな声があるじゃないですか。単純に人が好きなんですけど。色んな人に会えること、幅が広がることがとっても楽しい。それぞれの現場に、大変なこともツライこともあるけれど、その代わり、楽しいこと面白いこともいっぱいあって。もう、全てが今の私にとっての“仕事”。これが一番好きとかではなく、全部が好き。

 

人が好きなんですね!それが凄く番組に出ていますね!

糸数: 本当ですか?ありがとうございます(笑)

 

西向さんに対して、意見を言えずに、でも、7年来た。今後こうなっていきたいっていうのは、ありますか?

糸数: ラジオに関しては、流れに身を任せるというか、日々、どれだけ私たちが楽しめるか。リスナーが楽しんでくれるか、ってことに尽きるかな。私も、もう31歳なので、女としての役目も果たしたいですし(笑)そういう時が一個の転機というか、続ける辞めるは別として。それが叶う状況なのかは、まだわからないですけど。そういう意味でも、流れに身を任せていけたらなぁと。

 

今後ラジオはどうなっていくと思いますか?

糸数: ラジオは段々、聴衆者が減っていってるっていうのを聞くと、淋しい気持ちもある。1回ハマれば、ラジオの魅力に取りつかれるとは思うんですよ。ただ、今はネットが流行ってきて、そこが難しいのかなとは思うんですけど、ラジオにしかできないことってあるはずなんですよ。特に生放送の帯。ラジオの一番の魅力じゃないかなぁと思う。流れ作業で聞いていると思いきや、実は生活の一部になっている。そこに、つきると思う。無くなることはないにしても、もっと生活に寄り添っていける、唯一のコンテンツじゃないのかなって。このまま、今聞いてくれている人の子どもも聞いてくれて、「お母さんが毎日聞いているラジオの音が好きだったから、僕も聞いているんだよ」「お母さんがこのラジオを聞いて笑っていて、そんな笑っているお母さんが好きだから、僕もラジオが好きなんだよ」っていう声も聞くから、そういう風になって行けたらいいのかなぁ。特に沖縄だと、車でラジオを聞いている人が多いので、どんどん小さい子たちにも(ラジオに)親しみをもってくれたらいいなって。

 

ラジオとは別に、ミキトニーさんの夢ってありますか?

糸数: 私、いつも七夕に書くお願いごとがあって。“毎日、笑っていられますように”って書くんですよ。ツライこともあるけれど、最後には笑える日が絶対に来るっていうことがわかったので。その、プチ事件が起きたときに(笑)今こうして実際笑っていますし(笑)大きすぎるけど、それは平和にもつながるかなって。美味しいご飯が食べられる、ぐらいの感じ。だから今の私の形が変わるかもしれない。今は、ラジオのパーソナリティとしてやっているけど、もしかしたら誰かの奥さんや、お母さんになっているかもしれないし、海外にいるかもしれない。私はまだ自分にリミットをかけていないので、どこにでも行く準備はできているんですけど、そうなっても、常に笑っていられる自分でいたい。目標というか、願いというか、私はそこに向かっていきますよっていう感じです。なんか、楽しまないと損だな~って(笑)

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